2009年3月30日月曜日

メモ:最適経路の選択(前回の続き)

EIGRPでは,あて先ごとに最大6個の経路情報をトポロジテーブルに記載することができます。その中で最小のメトリック値を持つ経路情報がサクセサ(最適ルート)になり,2番目に小さいメトリック値を持つ経路情報がフィージブルサクセサ(バックアップルート)になります。その中からルーターは,サクセサをルーティングテーブルに登録します。

 EIGRPのメトリックは,IGRPのメトリックを256倍した値になります。IGRPと同様に,トポロジ情報として5つの要素(帯域幅,遅延,信頼性,負荷,MTU)が使われ,5つの定数(K値)を使ってメトリックを計算します。

 K値はK1~K5という五つがあり,デフォルトではK1とK3が1,それ以外は0です。メトリックの計算式は以下になります。

* {K1×帯域幅+(K2×帯域幅)/(256-負荷)+(K3×遅延)}×{K5/(信頼性+K4)}×256
o ただし,K5=0の場合は,{K5/(信頼性+K4)}は1として計算される

 デフォルトではK1とK3以外がゼロのため,{帯域幅+遅延}×256がメトリックになります。また,K値はshow ip protocolsで確認することができます。

 なお,K値はHelloパケットで隣接ルータに通知され,お互いのK値が同じでない場合ネイバーにはなれません。

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