EIGRPはサクセサの障害時には,次の方法でコンバージェンスに達する。
* FSが存在する ・・・ FSをサクセサにする。新しいFSの選出を行う
* FSが存在しない ・・・ ネイバーに問い合わせて新しい経路を入手する
FSが存在する場合は,FSをサクセサに昇格させる。FSはフィージビリティコンディションにより,ループしていない経路であることが保障される。そのためすぐさまFSをサクセサとして使用が可能。これにより高速なコンバージェンスが行わる。例えば,図4のルータCに注目すると,ネットワークAへ到達するためのFSは,ルータE経由とルータD経由の二つになる。サクセサがダウンすると,この二つのFSでFDが小さい方のルータE経由の経路がサクセサに昇格することになる。
また,FSが存在しないとき,クエリパケットを使用してネイバーへ経路の問い合わせを行う。問合せをすることは,あて先への経路を持たないことになるので,問合せに対する応答(リプライパケット)を受け取るまでは,そのあて先へのルーティングを行わない。これを「アクティブ(Active)」と呼びます。一方で通常のルーティングを行う状態を「パッシブ(Passive)」と呼ぶ。
アクティブ状態は,ネイバーすべてにクエリを送った時から始まり,すべてのネイバーからリプライを受け取るまで解除されません。クエリを受信したネイバーは次の動作を行います。
1. クエリを送信してきたネイバーがサクセサの次ホップの場合
* サクセサを削除する
* FSを持つならば,新しいサクセサとし,それをリプライでクエリ送信元に応答する
* FSを持たないならば,その経路をアクティブとし,ネイバーへクエリを送信する
2. クエリを送信してきたネイバーがサクセサの次ホップではない場合
* サクセサをリプライでクエリ送信元に応答する
こうした問合せをすることにより,DUALはループフリーの環境を作り出している。
参照:http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20061027/252008/?ST=nettech&P=2
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